ずっと音楽が大好きな私でしたが、
ある頃から音楽を聴く時間がぐっと減り、
多くは自然音やただ聞こえてくる音に耳を澄ます方が好きになりました。
特に今住んでいるところは、日がな鳥の声がよく聞こえてくるので楽しいです。
音を経験するときに、何度でも実感することがあります。
◆「シックス・センス」という記事で、
私たちが身体で感じていると思っている「五感」は、
ほんとうは分かれているものではない、
ひとつのものをそのように知覚しているだけだ、という私の考えを書きました。
また別の機会には、共感覚についてふれながら、ある本をご紹介しました。
◆「違っていること、同じこと」
私は、ご紹介した本の著者ほどの共感覚者ではありませんが、
程度はそれぞれ違っても、どの人も本当は共感覚なのだろうと思っているのです。
たとえば、自分の例ですと、かつてアロマテラピーの資格をとったころ、
試験に出題される精油の「かぎ分けテスト」のために、課題の精油の香りをおぼえるとき、
それぞれの香りを「味や感触、形」として認識していました。
一般的な見方からしても私は五感が鋭いらしく、
「鼻いいね!」等々、ひとから驚かれることが多いのですが、
その理由には、こういう「共感覚的な要素が強い」ということもあると思ったのです。
香りは香り、とか、手触りは手触り、とか、
色は色、だとか、味覚は味覚、だとかが、分かれてないんですね。
音もそうです。
もっと言えば、音楽を聴いているとき、
音の世界と私、との間に境界すら無いんです。その中に入ってる。一体化してる。
だからそれは「体験」なんです。
そして、そういった体験の中で、
音には「ことば」もあると感じます。
語りかけ、と言えばいいでしょうか…。
「おいでおいで」
「開こうよ!」
「祈りを捧げます(感謝)」etc.
そんな風に明確に、特定の音のかたまりが、特定のことばで語りかけてくるのです。
ですから、シャーマンなどが音楽を巧みに使っていたというのはよくわかります。
音にはれっきとした目的があり、
それはエネルギーであり、
直接ふれられるものであり、じかに作用するからです。
そんな風に感じる私は、ときどき「音マッサージ」をやります(笑)
といってもただ、音楽を聴くだけで自動的にそうなるということなのですけど。
音楽が体のあちこちに、実際のマッサージのように作用するんです。
それはほんとうに圧や動きとして体感できるので、面白いですね。
「あっ、今、肩にきた!背中に移動した!」とかね(笑)
みなさんも日常の中で、音楽をひろく自由に楽しんでくださいね~。
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