今日はちょっと霊的なよもやま話です。
同じエネルギーを感じるんでも、人それぞれ、
何にセンサーが反応するかで違いが出ると思います。
ある人ははっきり反応するエネルギーでも、
ある人はとくに反応なくスルー。
感度の問題だけでなく、そういうこともあると思います。
それは、その人その人の内側にあるものが違うのだから当然です。
…そんなこともふまえていただいて。
私は、今一緒に住んでいるパートナーと知りあってから、
それまでほとんど利用のなかった中央線に乗るようになったのですが、
なぜか中央線がめっちゃ苦手でした。
混み具合に関係なくです。
当時、私はだいたい、
千葉方面から来て乗り換え、東京駅からの始発に乗るというルートをとっていたので、
座席に座れたとしても、関係ないということなんです。
中央線に乗る前に、他の電車にも乗っていますので、
総合的な移動時間がけっこう長く、
行き(往路)ですと中央線が、乗り換える最後の電車。
だから疲れるのだろうか…と、
そんな仮定をしてみたこともありますが、
ちょっと自然な移動による疲れ方とは違う感じだったんです。
直前の電車まで、気分爽快だった日も。
中央線に乗ってしばらくすると、妙に気持ち悪くなったり、
空気がぶ厚くなったように苦しい感じがしたりする。
頭が重くなったり。
彼の待っている駅に到着するころには毎回私はぐったりしていて、
なんだか申し訳ないような気持ちになることも度々でした。
かといって、自分でそうならないようコントロールするのも難しかった。
もちろん、とくに「この電車では具合がわるくなるぞ!」なんて、
意識してもいなかったわけで。
こういう体験ってだいたい、
「気のせいかな?私の体調かな?」というところから私は入るけれど、
まぁそれも回数を重ねると、さすがになんか変だよね、という。
現在は、ばっちり中央線沿いに住んでいますが、
場所が都心から離れている上、たまにしか電車で外出をしないせいか、
あまりその体験はなくなりました。
…さて、前々回の記事で父の話を書いたときに、
◆「家族がビタミン(ときにスパイス!?)3」(全3話あります)
父が電車の運転士であった話にふれました。
父本人からも、当時のエピソードをきいたことはありますが、
今回は、母からきいた話です。
☆☆☆
私がまだ実家で暮らしていたころ。
その、自分の「中央線の怪」について語っていたときのこと。
きっかけは、ちょうどテレビで中央線の事故のニュースがやっていたからでした。
私が具合悪くなることのほかに、
そういえば彼氏が中央線で通勤もしているんだけど、
人身事故やら何やらで遅れることがけっこう多いと言ってたよ、
なんて話をしていたと思います。
すると母が、
「中央線は昔からそうだよ。おはらいもしたことあるよ。」
というのです。
お、おはらい!?
あまりに人身事故が多いのでお祓いしたんだよ、
関係者の人たちは知ってるよ、というのです。
私も、電車関係者、とくに現場にいた人でなければ知らないであろう話を、
いくつかは聞いたことがありましたが、
公的におはらいをするという話を知ったのは初めてでした。
ふーむ。
私の感じていたこともあながち…個人だけの事情でもなかったかも。
そんな風に思いながら、
いくつかのことが心をよぎりました。
☆☆☆
まずは、以前、この記事の中で◆「夢の中でのセッション+α」
beats-and-love.hatenablog.com最後の方に書いたエピソードに、
自分の感じていた透明の道が、高架上を走る鉄道にぶった切られて、
流れがわからなくなった…という体験を書きました。
このときの体験が何なのかはっきりしたことは言えませんが、
私は、エネルギーの道、
地球の血管のようなものだったり、
土地の気の流れ、
いわゆる「霊脈」というものはあると思っています。
そしてそれは、
「鉄道」だとか「道路」によって断ち切られていることもあるかもしれません。
もしかすると昔は、そういう、目に見えなくても感じられるものを読んで、
そういうものに沿って、尊重して、
人間の暮らしに必要な色々なものをつくっていたかもしれません。
しかしだんだん人間が、
目に見えるものや利便性の方を重んじるために優先順位をさげてしまい、
そういうものと共存していること自体忘れていったのかもしれません。
その結果エネルギーが歪んだり、
滞ったり、吹きだまったりしたとしても不思議はありません。
私は何も、ことの「正誤」を語りたいわけではないのです。
あらゆるものは変化していくし、私だって文明の恩恵にあずかっているし。
ただ、あまりにも目に見えるものだけが本当だとされると、
すでに見えなくなっているものもあるだろうな、
あるのにないとされているものもあるだろうな、と実感しているから書いています。
☆☆☆
それともうひとつは。
「人間の意識の上書き」ってやつ。
それは、エネルギーの上書きと言ってもいいんだけど。
たとえば、事故現場があるとします。
そこで、似たような事故が連続して起こる、そのようなことがあるとします。
その場合、なにも「霊」とか「たたり」のせいにしなくとも、
残留しているエネルギーのパターン、ということもできるんです。
刻み込まれているエネルギーパターン。
たとえば、歴史的建造物や、寺、宗教的な遺跡、
そういうところにいくと独特の感じを味わいませんか?
それは、そこに人々の特定の念、
人々の放ったエネルギーが残っているからです。
そのパターン(中身)に、たくさんの人が同調すればするほど、
「こういう場所」というパターンを強化していく。
エネルギー的に上書き(この場合は補強)していくことになるのです。
そしてそれはエネルギー的な効力を強めていく…のです。
ということは、先でいう事故現場の例ですと、
記事冒頭で書いたように、皆が同じようにというわけではないのですが、
その事故現場のエネルギーパターンに同調しやすい何かを、
あらかじめ何らかの事情で自分の中に持っている人は、
そこを通ったときに、そのエネルギーに波長が合いやすい、
同じものを上書きしやすい、ということです。
というわけで、第一に大切なのはひとりひとり、
自己の内面…ということなのですが。
同時に、そういった「エネルギーの刻印」とか「癖」のようなものはあり、
そういう現場を、浄化する作業をしている人たちもいます。
ゴーストバスターズみたいな…というと語弊がありますが、
土地や建物の浄化をしている人を私は実際に知っています。
その人たちは、日本人ではありませんが。
昔、日本に来た彼らと神社やお寺に行ったとき、
私は好奇心で「何を感じる?」とたずねましたが、
彼らの回答は、いわゆる“神様”ではなくて、
「色んな人がお願いごとしている念、
人の、助けてっていう必死なエネルギーをまずたくさん感じるね。」
と、言っていました。
それから彼らは、たとえば「○○区」というような同じ地域の中でも、
○丁目と○丁目の境、のところで、
とてもリアルに「パーン!」と、エネルギーの切り替わり、
見えない境界線のようなものがあるところに出くわして、びっくりしていました。
ここを境に、エネルギーがまったく違う!
そして間に、はっきり感じられる膜のようなものがあるね、と。
☆☆☆
土地のエネルギーといえば。
私は以前、ひとり暮らしのころ、
渋谷区の、とある駅と駅の境界の位置に住んでいました。
そのとき住んでいた部屋では、けっこう色々な体験をしていました。
当時の自分のコンディションや仕事だとかもあるので、
かならずしも場所のせいとは言えないのですが、
それにしても、霊的な体験は多くあった方だと思います。
もともと、昔からときどきあったこととは言え、
体外離脱的なものや半覚醒状態(眠りと目覚めの中間)のときの、
奇妙な体験もオンパレードで。
今考えると、あのときは自分のエネルギー状態と、
その場の特有の波動が相まって、
相乗効果でそういう体験を引きつけていたのでは…という気がしてなりません。
なんというか、部屋がちょっと、異次元っぽくなりやすかったのですね。
(こっちからこっち方向に妙なエネルギーの流れ…とか、わかる箇所もあった。)
こわい体験だとか、いわゆる亡くなった人を指す意味での霊だとか、
そういうのも少しはありましたが、面白いものも色々ありました。
その付近を散歩していると、
すぐそばに、たしか縄文時代の貝塚だったか…
集落の跡があり、意外だったのを覚えています。
私たちにとってはアスファルトに車の走る都心の一角でも、
時をずらせば、そこに重なって縄文時代の人々が暮らしていたわけで。
今見えなくても土地に存在するエネルギーって色々あるはずですね。
一方、現在住んでいるところは(※後日追記:そこからもすでに引越しました)、
引っ越し前の印象はあまりぱっとしませんでした。
それは今考えると、入るとき、お掃除があまりされていなかったので、
前の住人のエネルギーのお残し(残留物)みたいなのを、
色濃く感じていたせいだと思います。
少し時間はかかりましたが、掃除をしたり生活したりしていくうちに、
だんだんそれこそ自分たちのエネルギーに「上書き」されていって、
快適になりました。
場所的にはここは、
その渋谷区のときのような奇妙な感じはまったくありません(笑)
☆☆☆
色々な話をしましたが、
最終的には、いちばん影響を及ぼすのはそこにいる「人」というか…
自分のエネルギーなのはもちろんです。
また、同時に、なにかを感じてもいつもそれが「錯覚」なわけではないので、
自分の感覚を大切にしつつ、直観に耳をすませつつ、
見える世界も見えない世界も調和して暮らせるといいですね。
クリックよろしくお願いします!
ありがとう♪
☆スピリチュアル・カウンセリングをしています☆
「お申し込み方法のご案内」