今日は、「選ぶプレッシャーをなくすには♪」というお話です。
人生そして日常の中で、何かを選択する場面って、とても多いものですね。
お店で食料品や品物を選ぶ、というようなものから、
住む場所や職場、進路、あなたと関わるパートナーを選ぶ、ということまで。
ただでさえ「選択すること」が多い私たちなのに、
精神世界・スピリチュアルな知識が加わると、今度は…
「自分の採る選択が、正しいかどうか」ということに思い悩んでしまったり。
それゆえ、かえってプレッシャーが増すなんてことも、あるかもしれませんね。
「私の生き方、これで正しい？」という個人レベルから、中には、
「上（神や天意やハイヤーセルフなど…）のご意思に沿っているかな？」
「宇宙（全体）に貢献できる選択ができているだろうか」
などなど、思想の詳細・バラエティーはともかく、
精神世界的な「高い意図」を心がけるあまりに、選択することが重くなり、
気軽なものでなくなっていると感じる方も、いらっしゃるかも。
前々回（「心の目」）と、前回（「守護の力が強いって？」）の流れから、
「選択についての自由さと、バランス」についてお伝えするために、
この記事を書いています。
「選択することのプレッシャー全般」から逃れるために、
いっそ無いことにしてしまえ！とばかりに、
「人生の逐一すべてが決まっており、選択肢というものは存在しない」
という運命論に救いを見出す方もいるかもしれません。
それも自由ですが、私は個人的には同意ができないですね。
運命論的考え方には、落とし穴があるので注意です。
選択するという考えから解放されて「楽」になったとしても、
同時に、「この私には何もできない」という無力感や絶望に囚われることがあり、
人生を自主的に生きるよろこびや、活力を失ってしまうことがあるからです。
では、
「選択のプレッシャー」から自由でいながら、
あなたの創造性を生かす「選択」を楽しむことは、可能なのでしょうか？
もちろん！
可能なんですよ。
そのために必要な、２つのことをここでお伝えします。
①どの選択をしても、「半端な現実」というのは存在しない。
あなたがどんな選択をしても、そこにある現実は常に、
「全体」が姿を変えたひとつのバージョンなんです。
（ブログでも度々ご説明している、ホログラフィックな概念です。）
そして、あなたは選択した先から、さらにまた、ユニークな選択ができます。
これを言葉で完全に表すことは難しいのですが、
何を選んでも、その中なりの完全性があるということです。
選択に「失敗」や「成功」という概念が当てはまらないのは、これゆえに、です。
②あなたは「肉体的な個人」という立場を超えた霊的な存在であり、
ひとり（独力）ではない、と知ること。
このことは、「独力で何かをしているわけではない」と言い換えてもよく、
さっきも触れた前々回、前回の記事にも共通しています。
あなたは常に助けられており、
あなた自身の直観やインスピレーション、ふと浮かぶ思いとして、
日常的に自分の内側にある深いリソースに繋がっています。
…①と②をあわせると、こんな感じになります。
私たちには選択の自由があるけれども、それは創造的な活動であって、
いわば芸術家が色々な表現を楽しむようなものです。
あなたは「この人生の外」にも広がっている霊的存在だからです。
そしてまた、あなたの採択から生まれるどんな「表現」や「経験」にも、
それぞれの選択なりの、深さと、恵みと、可能性があります。
あなたが自分の深い叡知を信頼することを覚えたなら、
あなたにとって「選択すること」は、もはや、
つらく悩んで苦しみながらやっとこさ決めるようなものではなくなり、
ナチュラルに、流れるように、行えるようになるでしょう。
今回のお話を真に理解していただければ…
あなたの目の前に様々な選択の場面と選択肢があっても、
重荷を背負いつつひとりきりで選ぶような心細さから、解放されますよ♪
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