こんばんは。
今日は「助けてもらうことが上手な人」になるためのお話です。
私は/俺は、大変なのよー!ってアピールしてて、いつも大変そう…
なのに、周りから助けてもらうことが下手な人っていませんか?
下手というよりも、実は、
助けてほしそうなアピールをしつつ、本人が助けを拒んでる。
口では、手伝ってほしい、誰かに助けてほしい、負担を軽減したい…、
そう言いつつも、
あちゃー それって、私のことだ!
と、実感ある方もいらっしゃるかもしれません。
大丈夫、私たちの多くが経験していることですよー。
怖いんだよね、人に任せるのが。
それまで自分が管理していたことを、他者に渡してしまうのが。
ちゃんと、やってくれるかな?(・_・;)
…そう気になって手放せない背景には、
「私のやり方でやってほしい!」という思い、こだわりがあります。
自分で、自分のやり方が一番安心である、と信じてしまっているんです。
もちろん自分だって失敗もするんだけど、自分の失敗だとゆるせる(笑)
ですが、そのままだと、
やっぱり、私がやらないと!
他の人には頼めない!!
色々気をもむよりも、なんでも自分でしちゃった方が楽!
…というわけで、あなたの仕事をいつまでも手放せず、
なんでもかんでも自分でやらねばと抱え込むことになります。
ご家庭でも、職場でも、他の活動でも、これは出てくる問題です。
たとえば職場でも、
「人には心配で仕事を任せられない!隅から隅まで私がよく見てなきゃ!」
という気持ちで仕事をしていると、
もしかすると、その責任感の強さは評価されるかもしれませんが、
その一方で、本人は疲れるでしょうし、仕事は増える一方です。
なんで私ばっかりこんなに忙しいの!?
と、燃え尽きて、その忙しさの元である職場を恨めしく思ったりしますが、
実は、自分のその性質こそが、原因となっていると気づく必要があります。
ここに関わっているのは「信頼」の問題です。
自分のやり方じゃなくても…
自分とは違った考えでも…
それぞれの能力があって、それぞれうまくいくんだ。
そう、信頼することができるでしょうか?
もちろん、内容によって、適宜「教える」必要のある事柄もありますが、
基礎を伝えた後には、それぞれの人がどのように仕事をするか、
任された内容をどのように遂行するかは、各人の自由です。
どのようなやり方であっても、それぞれに価値や言い分があって、
あなたのやり方が必ずベストだということはない。
他者に任せてみてはじめてわかること、発見があることもあります。
これは、見えない存在からの助けを受け取るときも同様なんです。
そんな風に、心の中で細かい注文を出して決めていると、
エネルギー的に最もスムーズな形でのサポート
…が、実は流れ込んできても、あなた自身がそれを否定し、
その価値にすら気づかず打ち消してしまう、ということが起こります。
だって私、こんなこと望んでないもの。
私の描いていることと、これとは、違っているもの。
全然、私は助けられてないけど、私の思いなんて届いてるの?
見えない存在がいるんだったら、一体何してるの?
ちゃんとわかるようにサポートしてよねー!
なんて、自分が拒んでいることをよそに、不満に思っていたり…。
以前、◆「周りは皆あなたを助けてる」という記事を書きましたが、
あなたのベースが「信頼」に置かれているか、
「不信」に置かれているかで、
物事は大きく見え方が変わってくるし、
あなた自身の選択する行動も、変わってきますよね!
自分のやり方が一番!
自分でやることが何よりも安心!
そう思うなら、それで疲れたり負担が増えても、不満は言わない。
色々こなした充実感として、味わうことができるはずです。
でも、もし、本当は人に助けてもらいたいのなら…
ただ単に、怖くてそれができないのなら…
「信頼」のレッスンを、意識してみてはいかがでしょうか。
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