BEATS AND LOVE

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情報とのつきあい方

こんばんは。

今朝、2度目の大きな地震があったと知りました。

地震の影響を受けている方々のご無事と安全を心よりお祈りしております。


本日の話題は、「情報とのつきあい方」です。

この度の地震をきっかけに私が考えたこと等を述べ、

最後に情報とのつきあい方についてメッセージをお伝えする雑記です。

 

昨日までは、地震関連の話題にあえて踏み込んでいかないことが、

私のブログ執筆の姿勢だったのですが、

今朝の2度目の地震を知ってからやはり書こうという気持ちになりました。


まず、私は、地震のニュースがある度に報道される

原発に異常なし」という情報に違和感をおぼえています。


日本は地震大国です。これからも、地震は起きるでしょう。

福島の原発事故が起こった後もなお、原発を稼働し続ける異常さを感じます。


原発については過去記事でもふれたことがありますが、

「老朽原発廃炉とエネルギーのこれから」

beats-and-love.hatenablog.com

原発に代わる具体的なエネルギーを提案できているわけでもなく、

電気を使いながら生活している自分が、そんなに偉そうなことも言えない…

という気持ちがあったので、あまり繰り返し言及することはしませんでした。


でも、やっぱり、今回の地震でも思うのです。

「どこに」地震が起こるかはもう関係なくて、

日本全体で、原子力発電を廃止しなければならないところに来ていると。


原発のある地域で育った人から、

地域の雇用や経済の問題等、そこで暮らしていた人ならではの、

私とは違った見方も聞いたことがあります。

けれどもそういった話は全部、「命あっての物種(ものだね)」です。


自然の環境、土地、生物たちと共存すること、それらが前提になければ、

それらこそが私たちの本当の資源なのだと認めなければ…

そこに目をつぶって、人間の目先の都合で邁進したならば、

さも大事そうに考えられるビジネスも、文明のさまざまな“発展”も、

すべてが「砂上の楼閣」
なのです。


古来より日本ではどこで地震が起こってもおかしくありませんし、

これだけたくさんの原発があちこちにあるのですから、

どの原発に事故が起きても不思議はありません。


私たちはそのことを、福島の事故から学びました。

地震がある度に、その地方の原発が「異常なし」という報告をきいて、

ホッとするだけで終わり…そんな時代はもう過ぎています。


そしてまた、「安全そうな場所を探してただ移住する」のでは、

あまり意味はないのです。


決して、原発事故をきっかけに移住した方々を批判する意図ではありません。

むしろ何がきっかけであれ、それぞれのひらめきにしたがって行動し、

ご自身の選択や新しい土地での暮らしを形にした方たちを応援しています!


ただ、より大きな視点で見た場合に、私たちがどこに住もうと、

「どこかに移れば安心」というような結論にはならない話である、

ということをお伝えしたいのです。


私たちは、それぞれ自分自身で、

この時代の日本でこういった課題を共同で経験することを選んでいます。


人間が「天災」と呼ぶものは神からの罰などではないし、

私たちが解決できないことはこの世界の出来事として起こりません。


つまり、問題が起こったときには答えが同時にあるのです。

ただし、私たちが何を求めるかによって、現実になる答えは変わります。


私たちは現実を選びます。

すべての出来事は、私たちにとっての「恵み」です。

人間の目から見て、良い出来事も、悪い出来事も、

望ましいことも、望ましくないことも、

必ず私たちに与えられたメッセージ(自身に気づくきっかけ)がそこにあり、

私たちはそれを活かすことで、望む未来を創造することができる
のです。

☆☆☆

これだけでお話が終わると、タイトルの「情報とのつきあい方」に、

ふれないままで終わってしまいますね。

最後にこんなお話をします。


情報を得ようとしていると、多種多様な情報に出会って、

何が本当で何がデマかもわからなくなる…ということもあるかと思います。


そういった情報の中には、世間に「陰謀論」と呼ばれる情報もあります。


実は、このテーマについては、地震が起こる前から、

ちょうど何かの形で記事にしようかと考えていた折でした。


私は、「陰謀論」とひとくくりにされるものを全て否定する気は、

さらさらありません。

むしろ、これは本当だろうなと感じる情報も中にはけっこうあります。


世間が認めていること、こうだと信じていることから外れていると、

笑いものにされたり、“陰謀論者”であるとして一蹴されたり、

そんなことはよくあることだと思います。


ただ、過去記事にも書いたことがありますが、

多くの陰謀論には「戦いのエネルギー」が基盤に見られます。

ある特定の「敵」を想定して、彼らを批難することで、

「自分たちは正しい(正義の側としてたたかっている)」

という観念を持っています。


すると結局エネルギー的には「批難しているものと対(つい)」であり、

同じエネルギーの両極、支え合う関係になってしまうのです。


そしてまた、「陰謀」を回避する気持ちで陰謀論を読んでいて、

逆に陰謀に囚われてしまう…という場合もあります。

どんな形であれ恐れること・恐怖感のエネルギーに同調してしまうと、

あなたの心のしなやかさや、自由さが失われてしまいます。


「何が本当なんだろう?」

と、あなたの興味や直感にしたがって、自分で調べることは必要なことです。

と、同時に、あなたの「心のセンサー」に必ず気をつけてください。

何があなたにフィットしていて、何が違和感を呼び起こすのか。

(関連記事
「あなたの視点」

beats-and-love.hatenablog.com

情報は、あなたの「内なる感覚」に意識を置きながら選ぶのです。

外側に見える、他者から発信された情報という形をとっていても、

それはあなた自身を確認し、理解するためのツールなのです。


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