つい先日、面白いことがあって…
それは自発的に決めて、自ら行動をした出来事の結果なのでしたが。
仕事に全然関係ない私生活での体験なので、詳細の説明は省きますね。
それが、一般的に考えたら結果として「良い」結果が出たとは言えないし、
過去の自分の気持ちを思えば、「面白い」と言うのもどうかなと思うんだけど、
その出来事全体が、私はどうしても、じわじわと面白くなってきてしまって…。
内から湧いてくる反応を観察していると、
通常の成功・失敗の概念に沿って考えたときの、
色々な感想や感情は、もちろん出てくるんです。そちらに気をやれば。
でも、そういった「ドラマ的な反応」の薄皮一枚の下に、
なんとも不思議な爽快感や、笑いたくなる感じ、フィット感があるんですね。
もはや結果の「形」によって何かをジャッジするよりも、リアルなのは、
「今」というポイントにある自分が調和しているのか、不調和の状態にあるのか。
私の場合は今回、その結果によって調和に向かったことが感じられたので、
「形」には関係なく、そんな反応があらわれたのでした。
これを読んでくださっているあなたも、あなた自身の意識を観察していくうちに、
現実にあらわれる出来事そのものよりも、「自分の反応の変化」について、
まずは気づくことがあるのではないでしょうか。
何かがあったとき、観念に沿って生み出すジャッジよりも、
自分の素直な反応、特に深いところの感覚を確かめると、
「そうだったのか!」と、読み取れることや思いがけない発見があるものです。
たとえば、決して喜べる事態とは思えないことに向き合ったとしても、
それを無理にポジティブに考えようとコントロールする必要すらなく、ただ、
「そうあるべきところに物事がおさまった感じ」がするときがありますよね。
ストン、と物事が調和のポジションへ落ち着く感じがするのです。
それまで干渉していた何らかのノイズや、余計な絡まりが解消されて、
エネルギーがすっきりする感じ。
そのとき、あなたがそれまでは「望んでいないと思っていた現実」も、
パズルの1ピースとしてちょうどよくフィットするのを感じることができます。
(頑固に採用している観念からの「感情ドラマ」に入り込み過ぎていなければ…。)
色々な出来事を、あなたに対立してきているものとは捉えずに、
常にベストタイミングで、あなたに最適な反映をプレゼントしてくれる、
という風に眺めてみてください。
すると、これまでは起こりがちだった、
「何かを間違ってしまったと信じて、過去にエネルギーを送る行為」が止まって、
ある過去の延長上から「今」を組み立てようとするのではなく、
新鮮な「今」にいることができます。
と同時に、あることを「やってみなければ・経験しなければわからなかった」という、
あなた自身の気づきは、そのまま活用することができるでしょう。
2016年の末、ますます、
かつては自分にもあった「ドラマチックな反応」がだんだん消えてきたことに、
気づいている方もいらっしゃるでしょう。
これまで通り「演技」することは可能だけど、実は身が入っていない…という感じ。
それは、「こういうときにはこう反応すべき」、「これこれは、こういうことだ」、
などの定義が、あなたの中で次々と無効化されてきているからです。
よりあなたがあなたらしくなっていく道筋に関しては、
心のセンサーがしっかり反応し続けるでしょうが、
その過程にある出来事の結果・状態については、「どうでもいい」
という感想が生まれることに、驚くかもしれません。
かつては、「出来事の結果・状態」こそが答え(価値を示すもの)であって、
それによってあなたの喜怒哀楽も生まれていたのですが、
そのような「外から内という風に逆転していたサイクル」が元に戻るのです。
内から外へと。
自分の感じたい、生きたいエネルギーを、まず、あなたが創造する。
そして、出来事や結果をコントロールしたい、望む方向に持っていきたい
という部分へのフォーカスは、自然と外れていくのです。
あなたの仕事をする場所は、そこではないから!です。
私もこのタイミングで、これまでになかった新境地の見渡せる、
とても良い位置に立てた気がします。
人生には、様々な出来事による揺さぶりがあるからこそ、
自分自身の内面的な変化も実感できるのだなぁ、とわかりました。
意識が反映される現実というシステム、「人生映画」に感謝ですね!
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