この間、記事の中で、
“時間”というものが虚構である、という考えについて、ふれたのですが。
私は何度もブログで「夢夢ゆめゆめ」言っているように(!)、
自分の夢の体験で、
「時間っていうのは、私たちがこの世界で思っているようなものじゃないな」
と、実感するに至っていたんです。
そして後に出会った、コース(A Course in Miracles)でも、
時間は learning device であると説明されています。
それは学習のための装置(←あまりにも人工的な言い方か!笑)
…学ぶための道具、学ぶために作られた“仕組み”なのであると。
ですので、その目的を果たし終えたら、時間の役割は終わるのです。
もともと私たちが思うような形では、「ない」んだからね。
それで、この記事なのですが。
宇宙人’s eye カテゴリにあるのはなんでかというと、
私は前々から、ある種のアセンション志向に、もの申したいっ!!
と思っているのです…。
けれども、今日はまだその話ではありません(笑)。
ただ、その 布石となる記事を書いておきたく思います。
☆☆☆
「時間はない。ほんっとーにない。」という実感、
そのAHA!(アハぁ!)な感じを味わっていた頃、
私がふと耳にして、「これって、」と思った歌詞がありました。
それは宇多田ヒカルさんの歌で、
『SINGLE COLLECTION vol. 1』というベスト盤に入っている、
「タイム・リミット」という曲でした。
Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1
- アーティスト: 宇多田ヒカル
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/03/31
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私と妹はかつて姉妹そろって彼女の歌が大好きだったのですが、
私はその頃このアルバムのことを知らず、
聴いたことがないと言ったら、妹がくれたのです。
それで当時よく聴いていました。
まずは歌詞をこちらのリンクからご覧ください。
☆ヤフーミュージックの歌詞ページへ→宇多田ヒカル『タイム・リミット』
実際の歌は、youtubeの公式チャンネルより、こちらです↓
歌詞って、聴いた人それぞれが自由に色んな意味にとりますよね。
この曲を聴いて思い描くストーリーも、個々にあるのだと思います。
とはいえ、多くは恋愛なのかな…(歌詞で「恋」って言ってるしね!)。
私の場合はそれがまぁ、「時間ってないよね!?」の気持ちにヒットで(笑)。
今から一緒にその目線をシェアして、もう一度、歌詞全体を聴いてみましょう~。
☆☆☆
まず歌詞の出だしの英語詞は、私の中では、
コースでいうHoly Spirit的な位置づけの目線からのセリフです(笑)。
コースを読んでいない人は、自分を見守っている内なる存在と思ってください。
そんな気持ちで英語詞の部分を訳すとこうなります↓
「あなたが何を経験してるところか、知ってるよ。
私は(ほんとは)、あなたをなぐさめる(楽にする)者ではないけれど、
そうするよ。だって、私にもそれが必要だから」
(人間の経験をサポートすることでHoly Spirit側にも得るものがある!
なぜなら私たちは一体で、共同創造している者だから)
そして歌詞はつづくのです。タイム・リミットに怯えるなと!
それじゃ、頼れないよ、と。
(私たちだってあちら側から頼られているんです 笑)
そこから先の日本語の歌詞は、ふだん生活している私たち目線で、いけます。
以下のセリフは圧巻じゃないですか?
「仮に今しか言えない言葉が あるとしたら
それを聞かせる声が 私かもよ」
いつも、誰といても、私たちって本当はお互いにそうじゃない?
いつも今しか言えない言葉があるし、
それぞれが自分を通して、誰かの「声」になっているんじゃない?
さらにこのフレーズは、後半ではこう歌われています。
「仮に何事にも終わりが 訪れるとしたら
なおさら“今”を愛せる 気がするよ」
…わかる?
仮に、なにごとにも終わりがあるとしたら、
なおさら今を愛せるんだって。
ここが私の、「時間とは仮の仕組みである」という感覚に、
ドンピシャだったんですよ。
☆☆☆
そしてここ、
「新しいものが大好きな私たちは 飽きやすいから
そろそろ成果が現れはじめなきゃ やめてしまう」
これ、自分的に大爆笑なんですが
それから、
「賞味期限の過ぎた後の夢の味は 苦めですか
そうなる前に投げ出そうとはしないで
That's not what I'm saying 」
…ねえ、この部分を、たとえばHoly Spirit目線、あるいは、
あえて人間体験をやってみたかった自分目線で考えてみて?
賞味期限の過ぎた後の夢の味…って、
この世界の、ある価値観に基づく古い夢、
それって、賞味期限がもう過ぎちゃっているから、苦いよねぇ。
でもさ、ここが私的にポイント。
だからといって、タイムリミットにおびえて、焦って、
猛ダッシュでここから逃げるように脱けろとは言ってないわけです。
「そうなる前に投げ出そうとはしないで、
私、そういうことを言ってるわけじゃないよ(That's not what I'm saying.)」
…ここが深いと思うんです。
この前、◆「味わい尽くすこと」っていう記事の途中で挿入した話、
あれと共通のエッセンスかもしれない。
☆☆☆
と、まあ、このようにまこと勝手な見方ではありますが、
この曲は色々な面で私の心に気づき信号を鳴らしてくれて、
あらためてヒカルちゃんの作品の素晴らしさに感服したのであります。
タイムが本当にないからこそ、仮に作ったタイム・リミットで遊べるんだよね。
時間があるのは、タイム・リミットに怯えるためじゃなくて、
「今」の味わいを深め、なおさら愛するためだって考えること、できますか?
最後にこう歌われているのも、私は好きです、
「傷つきやすいまま大人になったっていいじゃないか
タイム・リミットのないがんばりなんて続かないよ」
(*^∇^*)ノ ☆ にこっ
あせってたり、今のままじゃだめだと心配してる人に伝わるといいな。
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☆後日補足の記事はこちら~◆「『神の思し召し』に対する誤解」