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ゆるす?ゆるさない?

こんにちは~!

こちらは雲ひとつない、とってもいいお天気です。

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今日のお話は、「ゆるす?ゆるさない?」


「ゆるす」については、過去に記事で何回も書きましたが、

今回のお話は、より一層シンプルかなと思います。


過去の記事では、「ゆるす」という言葉の広い意味も説いていました。

そもそも、言葉の「ゆるす」には色々な意味合いがあって、

罪を赦すという意味から、何かを許可するという許す、

そして、解放する、緩めるというような意味のゆるす、もありますね。


ただ、今回は宗教的な意味や、他の用途を絡めずに、

単純に日常の中で、

「これだけはゆるせない!」とか「もう、ゆるしたいのに…」とか、

皆さんの心の中でよく使っている「ゆるす」ということについてです。

☆☆☆

精神世界・スピリチュアル、あるいはセラピーの中で。

言われることがありますね、

許すということは、自分を解放すること。

何かを許せないとき、その気持ちは他者や外に向かっているようでも、

自分自身をそのことに縛りつけて、苦しめているのです。

と。


そう聞いても、その
理屈は理解できても、「許せない」気持ちはなくならずに、

「じゃあ、どうしたらいいの?」

と、余計悲しく思い悩んだ方もいるかもしれません。


そんなときに私がおすすめしたいのは、

気が済むまでゆるさなくっていいよ、ということです。


本当にもういい、と思えるまで、

「ゆるせない!」という気持ちを味わっていいのです。


自分の一部が、「ゆるしたくない!」と叫んでいるなら、

「ゆるさなければ」という負荷を自らかけることにより、

自分の中で衝突を起こし、余計苦しくなり、身動きがとれなくなります。


満足いくまで、現在の自分のそのままの気持ちを受け入れてください。

「外」にそれをわかってもらう必要は全くありません。


「ゆるせない!ゆるしたくない!」


今、そう言っている部分が自分の中にあるなら、

それをあなたが(自分自身が)認めることが大切なのです。


この後説明しますが、

そのメッセージの「送付先(宛先)」は実は、あなたです。


あなたにわかってほしくて発生しているその気持ち、メッセージを、

「変われ、変われ!」とただ強引に押してはなりません。


これを踏まえて、これから書くことを参考にしてください。

☆☆☆

ゆるす?ゆるさない?

さて、その対象は誰(何)でしょう。


深ーいところでは、誰もが、自分が自分の現実の創造主だと知っているので、

ゆるせない出来事が起きたとき、責めている対象は自分なのです。


「ゆるせない気持ち」は、まず、

それ(対象となる出来事)を、「悪いこと」と自分で見なすことから、始まります。

自分自身が、「これは私にとって悪いことである」と判断、決定します。


すると、

そんな悪いことを自分の現実にもたらしてしまった、自分自身に腹が立ちます。


他者を、状況を、ゆるせない!と思っているとき、

それは方向をそらす単なる「隠れ蓑」です。


本当に責めているのは、

その状況を自分の現実にあらわした、自分自身です。


自分自身への怒りや失望から抜けられない!

外に転嫁しているように錯覚をしていても、「ゆるせない気持ち」は、

結局は自分への咎めなのです。


これがもし、信仰している「神」のような存在がある人だと、

「神への怒り」となったり、「信仰を試されている」という解釈をするかもしれません。


けれども、いかなる隠れ蓑を利用しようと、それは「私」です。

私たちが責めている対象の根本は、いつも自分なのです。


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