今回のテーマは、「新しい自分に揃い続けること」。
ここしばらく、それについて感銘を受けたり考えたりすることが続いてます。
そして、とてもワクワクしている…。
先月、◆「『今』を生きると執着が薄れるのか」という記事や、
そのもっと前の◆「しがみついてもムダ」という記事で、
日めくりカレンダーみたいに1日1日が独立している感覚を書きましたよね。
人間って1日1日、新しい自分に「変身」できるんだなー!と、
その感覚が顕著なまま、新しい年に向かっています。
もちろん「変身」と言っても、外見がガラリと変わるわけではないし、
前日の記憶がなくなるわけでもないよ(笑)
ただ、内面的な、精神面での「連続性」の感覚は相当薄くなった。
このことを、もう少し具体的に説明しましょう。
☆☆☆
たとえば、あなたにとって何か手放したいことがあるとします。
心は手放す方向に向いていて、それはあなたの意思でもあるのに、
湧き上がってくる感情や思い残しが強くて、
手放したいはずの「過去へのリンク」を「今」、何度も作り続けてしまう。
と、このように、手放したいけど手放せなくて葛藤する…
という内側での「対立」がこれまでにありませんでしたか。
(関連記事です。◆「手放せないとき」)
それが、自然となくなってしまうということです。
あるいは、あったとしても極めて薄い「名残」になり、
あなた自身が「過去への関心」を強化しない限りは、「オン」にならない。
つまり、「今」に集中している限り、過去は「ない(関係ない)」とわかるんです。
すると、どうなるでしょうか?
あなたが以前であれば「手放そう」と葛藤していた過去や、
それにまつわる思いや感情そのものを、
いつのまにか、忘れてしまいます。記憶にはあっても、その感覚を。
その状態になると、「recall」、内から呼び覚まそうとしても、
もはや、同じ実感の質を持つ「過去」には繋がることができないのです。
そう、あなたは「別の過去を持つ並行現実」に移ってしまったから!
言い換えると、あなたの「今」発しているエネルギーが変わったので、
そのエネルギーと「揃う」過去は、以前繋がっていた過去ではないからです。
(いわゆる「癒し」の期間として、長時間をかけて、そのような体験をしたことがある方は多いのではないかと思います。
時が解決するとはよく言ったもので、これまでは「無意識的に」、あなた自身の深いところでゆっくりと、そのプロセスが起こったのでした。
今回お話ししているのは、そのように無意識的に起こることではなく、あなたが意識的に選択し、スイッチを替えることだと考えてもいいでしょう。)
本来、私たちの意識のあり方は、こちらが自然です。
地球の体験の、時間という概念の合意のもと、「連続性」という幻想に入って、
「過去からの自動的な続き」が避けられないかのように感じてきたけれど。
実はそれは自分自身の選択でした。
その合意の副産物として、これまでの私たちには、
意識内で想定している「過去」への過剰な思い入れもありました。
過去から今ができていると思い込んで、それをリアルにしていたからですね。
意識の置き場が過去に向いてしまい、過去から考えるという、ズレ。
ところが、自分の意識の使い方に「意識的」になるということが、板に付いてくると…。
今までは、「無意識的に」過去と繋がっていたのが、
「今」、意識的に向けたいところへ意識を向けるようになるので、
「今」そうありたい自分自身のエネルギーと整合するもののみに、自らのフォーカスも揃えるようになる。
その違いなのです。
ますますひとりひとりの「創造者」としての立ち位置が、くっきりしてくる時代。
「今そうありたい私」を、あなたは自分自身でリアルにすることができる。
そのためには、
「今は過去ではない」
という認識をはっきり持つ必要があります。
2へ続きます。
◆「新しい自分に揃い続けること2」
★スピリチュアルカウンセリングその他メニュー★