BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

目覚め(解除)の段階と、創造のスタートライン

この地球人生を経験しながら、スピリチュアリティーに「目覚める」と言うとき、そこに段階を見出すことができそうです。
もちろん、万人に当てはまるとは限らないのですが、ざっくり3段階に分けて説明します。

目覚めるということは、あなたの中の誤解、真の自己を見えなくする認識の誤りを「解除する」ということですので、解除の3段階と呼ぶこともできます。

目覚め(解除)の3段階

第一段階

◆自分は、肉体(今回の人生での名を持つ個人)以上の存在で、現実は物質世界のみではなく、物理的に見えている通りではないことに気づく。

真の自己であるあなたにとって、この人生を「夢」と呼んで説明しますと、この第一段階目は「夢ということに気づき始める」段階です。

それまで制限していた自己や現実への認識が拡大し、霊、あるいは魂と呼んでもいいのですが、肉体に限定されていない「存在」に気づきます。
生まれる前や死後について、自分という存在について、現代社会で学んだ生命へのものの見方(肉体=生命と考える観念など)を「解除します」。
非物質的な世界に意識を向け、目に見えない想念・エネルギーの働きを理解します。

第二段階

◆世界は、自身の意識の中にあると気づく。
私は、私の現実の創造者であると認識する。

第二段階は、「夢の中での迷子」の状態です。
自分の夢であるという気づきは持ちつつも、夢の中で迷っています。

あなたの意識の中に全宇宙、「現実」があるとわかり、創造者としての自覚が芽生えます。
しかし、この気づきの段階では、まだ自己の力を十分に認識できているとは限りません。
自身に「力」が戻りかけている感覚はありますが、依然として制限の観念にも価値を置き、自分の外側にも力を感じているのです。

疑念や絶望感は完全に消えておらず、自身の抱く観念、思考のうちのいくつかについては、その正しさ、実在性に執着します。
それらが自分にとって「意義ある、ためになる、必要なものである」などの幻想を保持しているため、手放すことに困難を覚えます。

創造者であるという自覚から内側を精査するので、恐れによって選択した事柄の多くに気づいていますが、まだ自分以外にそうさせている「外の力」があるという幻想を解除していません。

そのため、外側に見える現実の経験を通して、自身の内側で採用している「たくさんの観念」をその都度発見しながら、個別に解除していきます。

第三段階

◆真の自己が、私である。
それ以外のアイデンティティーは存在せず、真の自己に一致した選択をすることこそが、自由を意味するのだとわかる。

第三段階は、明晰夢にたとえることができ、「目覚めたまま夢を創造する」状態です。

真の意味で、自由意思を使えるようになります。
(恐れから選択しているときには、あなた自身の夢の中のルールにやむをえず従うという「誰が作っている夢かを見失ったループ」を繰り返し、実質、自由に選択できていません。)

ここからは、物事がそれまでと逆のサイクルを持つように見えます。
原因と結果の正しい位置を把握し、その本来の同時性に気づきます。
二元性、二極性といったものが幻想だとわかり、切れ目のない全体を認識します。

それぞれ違って見えることや、たくさんの観念の個別性という幻想を「解除します」。

不要な観念を手放すことに苦労は伴いません。
もはや、それらが役に立たないという自覚が不動になっているからです。

この第三段階目が、自覚したまま創造するための「スタートライン」です。

真の創造

冒頭で書いたように、目覚めのプロセスにも様々な道はあります。
人によって、この3段階は混じり合って経験されるかもしれません。

第一段階に目覚めるだけでも、かなりの癒しがもたらされます。
死生観が変わり、物質と非物質という不自然に引かれた境界がゆるむからです。

第二段階が長くかかる人は多いかもしれません。
というのも、第三段階に入ると、それまでの基盤は根底から覆されて戻らないからです。

どのような道を辿ろうとも、第三段階目の気づきは絶対です。
そこからやっと、私たちは真の創造をスタートさせることができます。
自分のアイデンティティーを見誤った状態での「盲目的な創造」ではなく、自分が何であるかを知っているまま、その性質に沿って創造するのです。

目覚める前の創造とは、たとえるなら、
「魔法使いが、魔法を使えることを忘れている状態」、
「魔法使いが、自覚なしに、心の中のものを現実にしている状態」、
「魔法使いが、自分の性質を誤解し、恐れの通りの現実を形にしている状態」、
などにたとえることができ、その上、
「誰かが自分に生きることを強制している。この世界や肉体の中に閉じ込めている」
という被害者的な考えを持っていることもあります。

すると、外に救済者を見つけようとするかもしれませんし、特定の状況を達成すれば解決する・救われると信じ、それを得ることを目指すかもしれません。
肉体の死が逃げ道であり、解放であると考えていることもあります。

あなたがいかなる「形」に執着しようとも、形自体は求めているものの答えではありません。

私たちは創造者であることをやめることはできませんが、創造は本来よろこびそのものであり、自発的な表現であり、栄誉でもあるのです。

様々な存在や、地球外の文明との交流 

私たちの内への気づきが拡大していくと、外の世界もそれに対応します。 

人間にとって、この地球という星だけが「共通の現実」であった世界は終わります。
様々な存在、様々な宇宙があることが常識になります。
地球外の文明との対等な交流も行われます。

地球人のスタンダードとなる認識が、拡大するということです。

外の世界はあなたの反映ですので、あなたの意識が拡がるとき、同じ現実のままではいられないのです。

地球人はとても上手く、限定された現実に自己を閉じ込める「劇」を上演してきました。
もちろん裏舞台では、今でも私たちは多次元的に、様々な活動を行っています。
裏舞台とは、あなたが自覚していない現実、眠っている間の夢などです。

あなたが真の自己に目覚めるなら、あなたにとっての「この現実」も純粋な自己の表現となり、本来の性質の反映となるのです。


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