BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

Baby EのEP「Wasted Youth」もやっぱり、気に入っているという話

昨年からnoteの方をメインに使って執筆していますが、noteは過去記事の内容を自分で振り返りづらい(自分の記事に限定したキーワード検索をかけられないなど)一面もあるので、今回の音楽関連の話題は一連の流れを汲めるこちらで書くことにしました。

2017年からこのブログで時々ご紹介しているアーティスト、Baby E

アメリカで一定の知名度はキープしているのだけど、思ったよりもブレイク!とはいかない……のが不思議ながらも、私は変わらず彼の動向や曲をチェックしてます。

相変わらず英語wikiにBaby Eのページはないので、彼について書いた私の過去記事をいくつかここに載せておきましょう。初めての方はご参考にどうぞ。

アメリカのヒップホップシーンが注目しているBaby E。彼のライフストーリーと
『The Fine Line Between Good & Great』歌詞翻訳(Mixtape 「Girl Friend Material (Reloaded)」より)』」

beats-and-love.hatenablog.com

「大接近している火星と繋がる」

beats-and-love.hatenablog.com

「主体と客体が溶け合う中で、あなたの愛が向かう先。と、Baby Eの曲紹介。」

beats-and-love.hatenablog.com

……長いタイトルだったり火星と繋がる出来事があったりと記事は様々ですが、私自身の表そうとするBaby Eの作品への愛が一貫しておりますね。

ところで、私は音楽がとても好きなのですが、静寂も必要とするタイプです。
特に、文章を書くのを専業に意識してから、音楽はたまに電車を利用する際にipodを聴くくらいしか、あまり積極的に聞かなくなっていました。

その理由は近いうちにそれこそnoteの方で、関連テーマとあわせて詳しく語ろうと思うのですが。

そんな中、今年の1月末には、私が長年敬愛するLil Wayneもアルバム「The Funeral」をリリースしたりして。
じっくり聴いてまた感想の記事を……という気持ちも芽生えたのですが(Lil Wayne関連の過去記事は★雑記・音楽★のカテゴリー内にたくさんあります)、まず、私の出端をくじいたのは、日本から買えるCDがCleanバージョンしかなかったということ。※
※現在もそのままの状態かどうかは確認していません。

えー、Cleanバージョンとは、日本でいう放送禁止用語のように、アメリカの基準で歌詞内の「きわどい」言葉を全部消す処理を施してしまっているバージョンです。
☆追記……もう少し詳しく解説すると、アメリカでは公共の場で使ってはならないとされている言葉が色々あり、四文字言葉(four letter words)と呼ばれ、子供の時から使わないよう教育されます。そういった言葉を含む歌詞を、削除済みのCleanに対し「Dirty」とも表記します。

そのままの歌詞のものは「Explicit」と表記されています。
私はそっち専門。

アメリカのヒップホップ(もしくは他のExplicit表記が該当する音楽)が好きな人以外はあまり必要ない知識かもしれませんが、この違いは重要。
ところどころ言葉が消えてるCleanバージョンを、私は買ったことがありません。今後も買う気ありません。

というわけで、今までLil WayneをはじめCDの形でアルバムが出ているアーティストで且つ、自分の手もとに物としても保存したいアーティストの作品に関しては、iTunesでの音楽データの購入ではなくわざわざCDを購入してコレクションしていた私は、この時点で立ち止まることになりました。

ちょうど自分の生活の中でも、必需品となる機械類を新調して間もなかった頃だったので、
「CDで買うこと自体が、もうなくなっていく時代なのかな……」
という思いもよぎりました。

それでも公式のストリーミングで「The Funeral」をざっと試聴はしてみたのですが、アルバムと現在の自分の波長があんまり合っておらず、これはいつかは買うかもしれないが、今じゃないなぁという感想を持ちました。

それで、いまもって購入してません。

んんー、なんだか最近の私にしっくりくる新曲はないなぁと(古い曲は大好きで繰り返し聴いているのが色々ありますが)感じていた矢先、ふと、Baby E君が昨年11月に「Wasted Youth」EPをリリースしていたことを思い出したのです。

それまでもシングル曲のリリースはチェックしていましたが、EPは、このブログで絶賛しながら紹介した「Kill The Noise」ぶりでは……とそんなに期待を持たずに軽い気持ちで試聴してみると、果たしてこれがスマッシュヒットだったのでした、私の心に。

感動とともに即、iTunesでポチと購入した次第です。

4曲入りです。1曲ずつの購入も可。
★Baby E「Wasted Youth -EP」 

Wasted Youth - EP

Wasted Youth - EP

  • Baby E
  • ロック
  • ¥611

今回なぜかiTunesのジャンル表示が「ロック」になっているけれど、どっちかというと今まで通り「ヒップホップ/ラップ」とかでいいと思うな。

それはともかく、「Kill The Noise」は過去記事内で説明した通り、無料でダウンロードできるMixtapeでしたが(無料でいいの?と思うほどクオリティーは高い……!)、このEPはiTunesで購入するか、Apple MusicやSpotifySoundCloud等のサービスで聴くことができます。

私は素敵な作品を生み出すアーティストを応援したいので、たとえ広告を我慢すればYouTubeのように試聴再生が無制限で繰り返せても(そして広告収入の一部がアーティストに入る場合もあるにしても)、販売されている曲を購入することが一番わかりやすい意思表示になると思っています。

それで購入後にワクワクしながらリピートしてみると、このEPに収録されてるどの曲も甲乙つけ難いけど、私は3曲目の「Money Don't Sleep」が好きかな。
ノリがよくて(というより歌詞の「威勢がよくて」と言うべきか)、一緒に歌いたくなる楽しさがあって。

★「Money Don't Sleep」(iTunes、一曲のみ購入のためのリンク)

Money Don’t Sleep

Money Don’t Sleep

  • Baby E
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

YouTubeでフル試聴
Baby E - Money Don't Sleep

EPの曲順がその次で、ラストである「Trappin 4 a Livin」は最もヒップホップらしさを感じるテイストかもしれない。
そういうのが好きな人には、こちらがおすすめですね。↓

★Trappin 4 a Livin(iTunes) 

Trappin 4 a Livin

Trappin 4 a Livin

  • Baby E
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 ★YouTubeでフル試聴
Baby E - TRAPPIN 4 A LIVIN

それからこのEPの前にリリースされたシングルなのですが、私は買う!と決めていて、ひょっとしたら別のEPに収録されて他の曲と一緒にリリースされる可能性もあるのかな?と一時保留にしていたのがこちら。

★Here Comes The Rain (Explicit Version) 

Here Comes the Rain

Here Comes the Rain

  • Baby E
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

しかしすでに、「Here Comes The Rain〜♪」の出だしにガンはまりしてしまっていたので、そんな不確定な未来のことは待たずにこちらも即、買って楽しむことにしました。

YouTubeでフル試聴はこちら。
★Baby E - Here Comes The Rain

……ヘビロテするほど、圧倒的に好きです!

紹介したEPや各曲のタイトル、歌詞などの内容についてはここでは解説しません。
気に入った方はぜひ、自分で調べて楽しんでください。

Genius※内の「Wasted Youth」EPページへのリンクを紹介しておきます。

Baby E - Wasted Youth Lyrics and Tracklist | Genius

genius.com

※歌詞サイトGeniusを説明した過去記事はこちら。
「ラップのLyricsを理解するのに便利なサイトと、R&B愛復活の兆し」

beats-and-love.hatenablog.com

☆曲以外への雑感☆

ファンが一定数いることは確かなのに、冒頭に書いたように意外に継続的ブレイクにはならないBaby E、YouTubeなどでコメント欄に応援の言葉を書き込んでいるファンの気持ちによく共感している私です。
このまま、コンスタントに音楽活動を続けて、彼らしく良い作品を生み出し続けてほしいと。

どんな分野でもそうだけど、心から応援してる人、その人の活動や作品を大好きな人は必ず存在していて、ただ、そのひとりひとりの気持ちがどんなに「深く」ても、人数などの数字となって本人(及び関係者たち)に満足いくほど届くかどうかはわからない。

たとえば、私の人生に意味を持ち、心から感謝しているアーティストの中には、Lil Wayneのように大規模なファンを持つ人もいれば、そうでない人もいるのですが、どの人に対しても「私の人生を豊かにしてくれてありがとう!作品を創ってくれてありがとう!」という気持ちは同等に深いんですよね。

言葉にすることができないくらい、その人たちの存在そして芸術に感謝している。

そうやって放たれるエネルギーは、うわべではなく心の世界に目をやることができるときに届くので、
これを読んでいるあなたも、何かを創造したり表現したりするときには、見かけや自分の気づく範囲内の「人々の反応」に惑わされず、それらが全てだと思い込まず、どうぞあなたの心に沿うことをやり続けてくださいね。
あなたの生み出すものごとを心から愛している人は必ずいるから。

あなたが、あなたのしていることを愛しているなら、それがその十分な証明です。


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