BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

逃れられないのは大我(大きな自分)からだけ

今回は、「逃れられないのは大我(大きな自分)からだけ」というお話です。

実はこれ、前回の記事に含ませたいなと思っていました。
えっ、HTTPS化とかの近況がメインの話題だったのに!?と不思議に思った方、いますか。

前回「ランキング登録をやめましたと、https化にともなう修正作業など、近況お知らせ」

beats-and-love.hatenablog.com

あんまり長くなるので記事を分けましたが。
繋がっているんです。

そしてまた、今月開催したスピリチュアル講座のテーマ「自己へエネルギーを戻す!」で扱ったこととも共通しています。

今月の講座レポートはこちら。
「チャレンジとチェンジ、6月の講座レポート」

beats-and-love.hatenablog.com

ご参加くださった方は、今回の記事と一緒に、講座内容も思い出してお読みくださいね。

最後には、このテーマとフレーズが一致する意外な曲(ラップ)も紹介します。

世の中の流れ、時代の変化、何か強い力に抗えないと信じていませんか?

先日の記事では、ブログのHTTPS化についてふれました。

そして、HTTPS化は私個人の趣味で行ったというわけではなく(笑)、ウェブの世界の流れに沿ってのことです。

そのあたりは、先に書いたこちらの記事に情報リンクの紹介など入れています。
未読の方、HTTPS化とは何かについて知りたい方は、こちらをご覧ください。

「ブログをHTTPS化しましたら」

beats-and-love.hatenablog.com

では、この状況をスピリチュアルな観点で眺めてみましょう。

この例で私は、「外側の世界」にある流れ、たとえばウェブの世界ならば、影響力を持っているGoogle等の決断から逃れられないということでしょうか。

物事を「受動的に」捉えるなら、つまり自身を何かに支配されていたり、自分よりも大きな力に望まないことを強制されたりし得る自己として解釈するなら、あなたは実際にその世界を生きることになります。

あなたにとってのリアリティー(現実)は、そういうものとして体験されるのです。

そうである限り、人生にはままならないことが多くあるという結論になります。

自分の決断というのは、簡単にくつがえされるし、望みは邪魔され、叶わない。
色々な状況に振り回されて、個人の都合など通らない。

ひとりの人間の力というのは、小さいものだ……
そんな風に実感するかもしれません。

そのようなあり方は、相対的な言葉で説明するならば、「小さな自己」の状態にあります。
自分という存在を、思い違いしているのです。

私がお伝えするのは、そうでない見方、今もあなた自身である「大きな自己」のあり方です。
小さな・大きなというのは、説明上使用する言葉であり、あなたは本当は「ひとつ」の存在で、そこに切れ目や分離はありません。

大きな自己を、大我と呼ぶこともあります。

大きな自己、大我であるあなたは、今も「創造者」であり、何者の支配も受けていません。
(支配できる「誰か」が存在していません。)

ただし、あなたが自分の現実の創造者であるからこそ、自分をどんな状態にあると信じることも可能だし、それを実際にその通りに経験することができるのです。

この意味を、よく考えてください。

あなたが本当に逃れられないものがあるとしたら、それは「あなた自身」からだけなのです。

あなたという存在は、たとえこの人生が終わっても、なくなりません。
肉体という物理的な経験をしなくなっても、あなたは存在し続けます。

さて、それではこの「世界」とは一体何なのでしょうか。
そして、それを経験しているあなたは、どんな立ち位置にいるのでしょうか。

今一度よく思い出してください。

あなたの選んだルールを守ることと、ルールそのものはあなたに影響しないということ

あなたは今、特定の時代、特定の地球人の体験をしていますので、そこにある集合的なルールに「合意」しています。

体を持つ人間の形態を採用していること、地球の重力を体験することなどのルールもあれば、先に例に挙げたような、時代背景や日常生活に関連する細々としたルールもあります。

あなたは自分の選んだルールを守りますが、誰かに強制されてそうしているのではありません。
たとえば、あなたが車を運転するとき、その場所で決められている交通ルールを守ることは、「誰かに強制されているから」ではなく、一定の合意に沿うことで、あなたも他の人々も安全に通行するために活用しているのでしょう。

ここでは、「ルールを守るから、そのルールを定めた何かの管理下にある」とは言えないことに留意してください。 

形ではなく本質、あなたの内側ではどう捉えているかに注意を払うのです。

あなたが自分の選んだ(自分の現実に許可した)ルールを守ることと、そこから何らかの影響を受けること(自身の心の中身や動機を外に依存させること)とはイコールではありません。

また、どのルールを自分の現実に採用するか、取り入れるかも、あなた自身が決めています。

再び例を挙げると、あなたの属している国で、何かの新しい法律が決まりました。
それに対して、あなたがネガティブな気持ちを持つとき、あなたは自分がそれに縛られていると感じているのです。
あなた自身の都合ではなく、「他者のため」に反対して、その感情が生まれていると思っているときでもそうです。

国の法律ならば実際に影響を受けるじゃないか、と思うかもしれません。
まさか、「自分の現実は選べる」と言って、そんな法律のない別な国への移住をすすめるわけではあるまい、と。
(「行動」としてはその選択もありですが、ある人の意識の内側が同じ状態であれば、本質的に同じ葛藤が別の場所でも起こります。)

でも、外側の世界は、あなたの内側に「自動的に」影響を与えることはできないのです。

あなたがある「形」を外の現実に認めたからといって、それをどう「あなたの意識」の中で使うかは、自由です。

あなたにとってポジティブな動きとして活用することもできるし、心にふれるものでないなら、ただスルーすることもできます。

自己にどんな影響をもたらすか・もたらさないかは、あなたが決めるのです。

形によって決められている結果など、ありません。

ゲームに参加しながらも、あなたの心は、自由であることができる

あなたが乗ることに決めた特定の現実というゲームをプレイするとき、「全体を見ている自己」を忘れないでください。
あなたには別なゲームを選ぶこともできるし、ゲームのルールに従いながらも「どう感じるか、何をするか」を自分で決めています。
いつでも選択肢があるのです。

「形」そのものと闘う必要はない 

それは言い換えれば、外側に存在している「形」そのものと闘う必要はないということです。

このシステム(または人や物や状況)があるから悪いんだ!
この構造を変えなければ!

そう考えるとき、あなたは、それこそが自分の現実(ゲーム)であるという前提のもと、ゲーム内に参加している一員として思考を働かせています。
浮かんでくる発想は、その現実の中に閉じ込められています。小さな自己の視点です。

あなたが大きな自己として生きるのなら、あなた自身の現実を選べるという「創造者」のあり方に意識を戻します。

すると、地球ゲームに今フォーカスしているあなたは、ゲームの外の者の観点を持ちながらも、ゲーム内で起こることをあなたの意図に沿って活用することができるのです。

地球ゲーム自体から離脱するのではありません。
地球ゲームをプレイしながら、大きな自己、大我であり続けるということです。

この世のあらゆる機構は、「あなた以上のもの」ではないのです。

もし、大きな自己であるあなた自身が、地球ゲームそのものをやりたくないのなら、そこに何の活路も見出さないのなら、あなたは今ここにはいません。

どこにいても、何をしていても、離れることは決してない。大我との関係を思い浮かべて聴くと乙な曲紹介。

大きな自己、大我はあなた自身ですので、あなたがどこにいても、何をしていても、ずっと共にあります。
あなたから離れたり、見失ったりということがありません。
あなたがそこから「逃れられる」ということもありません。

まさに、この言葉を歌詞にしている曲がありましたので、紹介します。
ただし、歌そのものは、ここでお話ししているような意味では全くありません(笑)

Birdman Feat. Mack Maine and Lil Wayne -- Everything I Do

私はLil Wayneのミックステープ「I Am Not A Human Being 2」からこの曲を好んでよく聴いていたのですが、ちょうどリル・ウェインのコーラス部分の歌詞が、今回の記事に書いた内容のメッセージと一致することに気づいて、ある日はっとしました(笑) 

こうした、違ったコンセプトの曲の一節が、ちょうどいいメッセージを含んでいるということはよくあります。
そして、絶妙なタイミングでその曲を聞きたくなっていたりするものです。

歌詞はこちら(genius.com)

genius.com

リル・ウェインのフレーズだけを抜き出して訳すと、こうです。
★get away fromは離れるとか立ち去る、逃げ出すなどの意味があります。

「俺がどこにいようと、どこに行こうと、何をしようと
彼女は 俺が逃れられないってこと わかってるんだ
だって彼女は 俺がどこにいようと、どこに行こうと、何をしようと、そこにいるから
彼女は 俺が逃れられないってこと わかってるんだ
俺は逃れられないんだ…… 

だって彼女は 俺がどこにいようと、どこに行こうと、何をしようと、いるんだ
彼女は 俺が彼女から逃れられないってこと わかってるんだ
俺は彼女から逃れられないんだ……

俺が何をしようと、どこにいようと、どこに行こうと、彼女はそこに行くんだ
俺は逃れられないんだ……彼女から……」

「彼女」の部分に誰を、または何を入れるかによって、意味が変わってきますよね。
色々なストーリーになり得ます。

ここでは、「大きな自己」としてのあなたを当てはめてみてください。

あなたが逃れられないもの……それが唯一、存在そのものとしての自分自身であるのだと気づくと、それはもはや「逃げたい何か」ではなくなります。

そして、歌でいうところの「彼女」、あなた自身である大きな自己は、そのことを承知しているのですよ。


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