今回のお話は、「愛は一種類・真の自己と一体であるとき」です。
愛には分類がない
「愛」というとき、この地上では色々な種類の愛があるように思えます。
友人への愛、家族への愛、恋愛の愛、人類への愛、他の生物たちへの愛、地球への愛……
でも、愛はたった一種類で、全部同じであることに、気づいているでしょうか。
それが本当に「愛」ならば、愛に区別はないのです。
愛の「表現」は数限りなくあるけれども、愛そのものに分類はありません。
そして、表現や経験の「形態」がどうであれ、
すべての愛は、真の自己からやってきます。
真の自己と一体であるとき
あなたの源からやってくる愛、真の自己の愛は、常にありますが、
あなたの観念という障壁を挟むことにより、それが無いという経験をすることは可能です。
けれども、あなたが真の自己を思い出したら、愛の状態とそうでない状態とは、はっきり区別がつけられます。
あなたが真の自己と一体であるとき(真実においては、ずっと一体なのですが)、
その感覚は間違えようがありません。
完全なよろこび、完全な愛は、ほかの何かと取り違えることができません。
それは、それ以外のものであり得ず、あなたには必ずそれだとわかるでしょう。
ひとたびそれを実感すれば、たとえ他の選択が依然として可能なように思えたとしても、常時、真の自己として生きたいと思うでしょう。
つまり、真の自己に目覚めることは、あなたの心から望むことなのです。
目覚めから始まる、愛の創造
講座やセッションで色々な方と「真の自己に目覚めること」についてお話しするうち、目覚めが何かの「終わり」と捉えられている場合があることに気がつきました。
目覚めはゴールであるとか、その先はもう「ない」というような感覚を持ってはいないでしょうか。
確かに、これまで現実と思っていた現実の終わりにはなるでしょうが、
本当のところ、目覚めることでようやくあなたの創造がスタートするのだとお伝えしたいです。
こちらの記事もご参照ください。
◆「目覚め(解除)の段階と、創造のスタートライン」
あなたは、純粋な自己として創造ができます。
言い換えると私たちは、たった今、愛に基づく創造ができるのです。
そのために何かを「待つ」必要はありません。この世界はあなた自身の夢だからです。
けれども、恐れという影が「リアルである」と思い込んでいる間は、真の自己に沿った創造を、自分で遮ってしまいます。
愛を「得る」ために、あなたがする必要のあることは何もありません。
愛を、どこかに探す必要はありません。
愛を遮り、見えなくする、あなた自身の思考をどける必要があるだけです。
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