本日(9月8日、日曜日)は、◆講座「決める力~スピリットと共に決断する~」でした。
ご受講くださった皆さま、どうもありがとうございました。
暑い日でしたが、台風による大雨が降り始める前に、開催・終了できてよかったです。
遠方からお越しくださっている方々も、ちょうどご帰宅に支障が出る前に移動ができたのではと思います。
明日は運休になる電車がかなりあるようですね。皆さまのご無事をお祈りしております。
今回の講座もテーマに沿って多方面からお話をしましたが、一部を簡単にレポートします。
「決める力」の講座の真髄は、幻想の選択肢に煩わされる必要が全くなくなること
決める力をテーマにした講座だからこそ、あたかも言葉遊びやパラドックスのように感じられる内容を、はじめにお伝えしました。
すなわち、「複数の選択肢の中から決める」というその行為自体が不要になるのが狙いだということをです。
とてもシンプルに、真の自己と一体になっているか、そうではないかという「二択」を理解していただきました。
どんなにたくさんの選択肢があっても、結局はそのどちらかを選んでいるのだとわかると、非常に「楽」になります。これを、
自分自身でいるか、それとも、そこからブレるか。
と、言い換えてもいいですね。
そして、自分が自分でなくなることの無意味さを本当に知ると、「それ以外の選択肢の間での、選択」という発想が必要なくなります。
いずれにしてもこの人生は、いつか……
そんなパラドックスの愉快さもあって、今回の講座では、ときどきあることですが私の「笑い」が多めになりました。
お話ししながらも、とてもシンプルなことを複雑化する私たちが、ついつい面白くなってしまう(それはもちろん私自身の経験を含んで笑っています)。
今回は、「自分自身であること」を実践し続けたら、最終的には「死」に結び付く恐れを抱いている方もいらっしゃいました。
これは珍しいことではありません。
講座の中では、「いずれにしても私たちは(この人生としては)いつか、死ぬ。終わりを迎える」ということの自覚を促しました。
つまり、あなたがあなた自身になっても、ならなくても、この人生の終わりは来るんですね。
これを理解していると、恐れによって「自分自身であること」を延期したままで終わりたいか、それとも「今」決断するか、ということの答えが出ると思います。
努力ではなく、勇気
真に「自分自身」であるとき、努力は必要かというご質問も出ました。
これは複数の方が気になっていたトピックのようで、かなり広がりがありましたね。
ご受講者のシェアリングもありましたし、私から詳しく解説しましたが、この記事ではさらに、「努力は要らないけど勇気は必要」という言葉をお届けします。
あなたが「自分であること」へ歩みを進めるとき、何かブレイクスルーをするとき、
「努力(自分を無理に押す力)」ではなく「勇気」が必須です。
それは気落ちするような決断ではないからです。
いやいや何かをするという心理状態ではありません。
「~べき」という思いの何かではありません。
たとえば、しょっていた重荷をただ下ろすとき、そうするための努力!は要りませんよね。
ただし、それが「自分の一部である」と錯覚していたり、「しょっていなければいけないものである」と思い込んでいたら、そうではないんだと気づいて実際に行動する(重荷を下ろす)際に、「勇気」は要るかもしれません。
あなたがあなたであるためには
講座の終盤、クラスを見ていると、すでにこの講座でお伝えしたことがすごく腑に落ちている方と、おうちに帰ってから時間をかけて、ご自身で熟成させてから理解されるのだろうなという方とがいらっしゃいました。
あなたがあなたであることは、最も簡単なはずなのですが、
それを「難しい」と思い込む沢山の観念や、簡単なことを難しくさせるに十分な「恐れ」の城を作って、自分をその中に閉じ込めてしまうことがあります。
その城の中では「安全」だと思っているんです。実際は、不安なのに。
自分が何をしているかに意識的になればなるほど、あなたの本当の選択とは何かがわかります。
真の自己と一致する?抵抗する?
繰り返しますが、この単純な選択を何度でも自覚しましょう。
この世界での「決める」という働きは、実は、ひとつに対してしか必要ないからです。
次の講座は、テーマ、開催日ともに未定です。
後日またブログ記事でお知らせします。
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